名勝和歌の浦 玉津島保存会

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カテゴリ:玉津島神社・塩竈神社( 63 )

玉津島神社と丹生都比売神社・日前宮

江戸時代後期に作られた『紀伊国名所図会』は、天野社新嘗祭で、この神事とその解説を載せる。
「むかし当社の神輿、玉津嶋のこしの窟に渡御ありて、日前宮の草の宮にも渡らせ給ひしに、故ありて其式廃れしかハ、今ハ祝詞棚といふをつくりて、惣神主、かの方にむかひて祝詞を申すなり」。
天野社の神輿が、玉津島のこしの窟に渡御と日前宮の草の宮に渡御していたが、今は廃絶し、惣神主が玉津島の方を向いて、祝詞をあげるという。なぜ天野社・丹生都比売神社の神輿が、玉津島神社に渡御し、帰りに日前宮に行くのであろうか。この三社は、どのような関係にあるのであろうか。
伊藤信明「天野社・日前宮と玉津島」『和歌の浦 その原像を求めて』によると、「玉津島は天野社の渡御地であり、日前宮・国懸宮の祓い所でもある特別な場所で、玉津島で天野社惣神主と日前・国懸宮の紀国造(惣神主)が共にお籠もりをして新嘗祭が行われた。紀氏と丹生氏の神事の場所であり、両氏族にとって聖地であった。」とする。
和歌山平野を流れる宮井用水。弥生時代から古墳時代初期にかけて紀氏により造られた。紀氏は、武内宿祢の子を先祖とする。日前宮・国懸宮は、この宮井用水の分水嶺に位置する。和歌山で最も古い古墳時代初頭の前方古円墳は、隣接する向陽高校から発見されている。宮井用水の開発は、紀氏が行い、日前宮・国懸宮の惣神主であった。天野社丹生氏も紀国国造の系譜に連なる。和歌山平野に大きな力を持っていた紀氏・その始祖を祀る日前宮。その一族の紀ノ川上流の天野社。紀ノ川河口部に位置する玉津島に天野社神輿が渡御し、帰りに、日前宮草の宮にも渡御した。その紀氏と丹生氏の聖地であった玉津島。豊富な木材により造られた船と巧みな航海術を持つ紀氏。紀ノ川河口部が和歌浦にあった頃、瀬戸内海をとおり、朝鮮半島へ行く玄関口でもあった。大和に政権を持つ天皇家にとって、紀氏はなくてはならない氏族であった。
紀ノ川河口部に浮かぶ玉津島は、いつの時代にも神が住む空間であった。玉津島は、紀氏と丹生氏にとって神事を執り行う場所であり、聖地であった。玉津島での神霊の存在を背景として、聖武天皇の玉津島行幸があったのである。
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by tamatusima | 2018-05-16 00:01 | 玉津島神社・塩竈神社

緑泥片岩 断面

青石、緑泥片岩です。玉津島神社~塩竈神社の間、鏡山を切った断面です。石が凹凸になっています。和歌山市では、砂岩と共に一般的な石です。
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by tamatusima | 2018-05-10 00:01 | 玉津島神社・塩竈神社

山辺赤人の歌碑

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赤人の歌碑です。昭和27年建立で、和歌の浦干潟を望みます。


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by tamatusima | 2018-04-26 00:01 | 玉津島神社・塩竈神社

和合の松 ニュース和歌山 和歌山新報に紹介されました。

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すくすくと育ってください。


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by tamatusima | 2018-04-23 00:01 | 玉津島神社・塩竈神社

和合の松 植樹

4月21日 10時より和合の松の植樹をおこないました。名勝和歌の浦 玉津島保存会ですが、名勝和歌の浦クリーンアップ隊の協力で実施しました。
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遠北神職による神事により、大きくすくすくと育ちますように。
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名勝和歌の浦クリーンアップ隊が、植樹に協力です。
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樹木医 岡谷さん。県林業試験場も今回の指導も岡谷さんの指導です。和歌の浦をこよなく愛する岡谷さんです。
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和合の松に入り込むように松を植えました。これから100年単位の話で、大きくなります。
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遠北神職の植樹です。今年の夏は、毎日水やりです。春秋は、週に2回程度水まきが必要ですと岡谷さん。

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by tamatusima | 2018-04-22 00:01 | 玉津島神社・塩竈神社

塩竈神社 和合の松

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平成24年6月23日土曜日、9時45分頃、塩竈神社横の和合の松が倒れた。江戸時代より塩竈神社横で、和歌浦を見守り続けていた和合の松。安産の神様、塩竈神社で、和合の松として親しまれ、長く和歌浦干潟を見守り続けてきた。再生を図るべく、県林業試験場で苗木が2本、育った。今は10㎝程度。今週、土曜日10時から塩竈神社で式を執り行い、原位置へ植樹します。

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by tamatusima | 2018-04-18 00:01 | 玉津島神社・塩竈神社

玉津島神社 藤棚

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玉津島神社、藤棚見事に咲いています。


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by tamatusima | 2018-04-17 00:01 | 玉津島神社・塩竈神社

玉津島神社

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玉津島神社、4月13日、例祭です。緑がまぶしくなっています。アジサイ、2年前に枝打ちをしています。今年はきれいに咲くでしょう。

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by tamatusima | 2018-04-13 00:01 | 玉津島神社・塩竈神社

玉津島神社・塩竈神社

玉津島神社の祭神は、稚日女(わかひるめ)尊、息長足姫(おきながたらしひめ)尊、衣通姫(そとおりひめ)で、女性の神様三柱が祀られています。また、聖武天皇が玉津島行幸をされて以降、明光ノ霊、和歌の浦の霊を祀ります。奠供山から見る眺望に感動し、この土地の神様として「明光浦(あかのうら)」と名付け、玉津島社に「明光浦霊」を祀り、この美しい景色が荒れることのないよう末永く守れと命じました。それ以降、四柱になりました。



高知県でソメイヨシノ桜が咲きました。例年より7日も早いそうです。春です。

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by tamatusima | 2018-03-17 00:01 | 玉津島神社・塩竈神社

玉津島神社 神紋

玉津島神社神紋は、『玉に割菊』です。


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魁桜、咲いています。多田先生が植樹したそうです。
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by tamatusima | 2018-03-16 00:01 | 玉津島神社・塩竈神社
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名勝和歌の浦の自然・歴史・文化の情報発信


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