水軒堤防
水軒地区は、古来より吹上の浜として知られ、江戸時代には紀州御三家により、水軒堤防が造られた。現在は、県史跡であるが今年、国史跡への昇格が予定され、公園整備が和歌山市により実施される。
平成20年1月に水軒の浜に松を植える会は、「史跡石積堤防、白砂青松、健康推進」をテーマとする歴史公園の実現をテーマに発足した。不法占拠の家屋や大型ごみが捨てられた水軒堤防の清掃を月一回(当初は毎日)行い、年1回の講演会、奇麗になった水軒堤防への西浜中学校1年生と市民による松の植樹を10年間、実施した。松の総数は3000本に及ぶ。現在は、会員の毎週水・土曜日の週2回、市民と共に第3同曜日の月1回清掃活動や草刈りなどの維持・管理を行っている。
by tamatusima
| 2018-05-22 00:01
| 水軒の浜に松を植える会