報恩講
親鸞聖人のご命日(1月16日)にあたって、阿弥陀如来の本願を聞き開き、味わいを深めさせていただくのが報恩講です。1月に行われる本願寺の御正忌報恩講に行けるように、和歌浦地区の真宗寺院では、秋に行われます。
戦国時代、高い軍事力を持った傭兵集団として活躍し、数千挺の鉄砲で武装した雑賀衆は、石山本願寺につき、織田信長軍と戦った。
信長は、本願寺につく雑賀衆を抑えることを考え、紀州に攻め入った。和歌川を挟んで戦ったが、雑賀衆は信長の大軍を打ち破った。この時和歌浦~雑賀崎の雑賀衆が、戦いに参加した。今でも、その地区には、浄土真宗の寺院が多い。和歌浦地区だけでも、4寺院存在します。
報恩講の歌
1.和歌の浦曲の片男波の よせかけよせかけ 帰るがごとく われ世に繁く 通いきたり みほとけの慈悲 つたえなまし
2.一人いてしも 喜びなば 二人と思え 二人にして 喜ぶおりは 三人なるぞ その一人こそ 親鸞なれ
by tamatusima
| 2017-11-11 00:01
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